書店員が選ぶ本屋大賞の影響

書店員が選ぶ本屋大賞の影響

2025年4月21日

おはようございます。

今日は本屋大賞についてスピリチュアルな視点で考えてみようと思います。

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引き寄せが起きないのはなぜですか?

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波動を高める簡単な方法はありますか?

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願いを叶えるために必要な意識の持ち方は?

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先日、2025年の本屋大賞が阿部暁子さんの「カフネに決まりました。

1.書店員さんの投票で選ばれる

本屋大賞は、新刊書籍の書店で働く書店員さんの投票で選ばれる賞です。過去1年間に書店員さん自身が読んで「面白かった」「お客様にも薦めたい」「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票します。

毎年明治神宮の敷地内にある明治記念館に全国の書店員さんが自ら集まり、授賞式の運営も書店員さんが全て行います。

2.受賞作品はメガヒット

第1回本屋大賞の受賞作「博士の愛した数式」は約2か月で104万部を突破し、発売元の新潮文庫では最速記録でのミリオンセラーになり、2006年に映画化されました。

他にも第21回の「成瀬は天下を取りにいく」は2024年12月時点でシリーズ累計発行部数が100万部へ迫るなど、大賞受賞作は昨今の活字離れとは無縁の売れ行きになっています。

3.本屋大賞が出来た背景

本屋大賞は2004年に設立されましたが、その背景には、2003年の直木賞に該当する作品が選ばれなかった事があります。

直木賞や芥川賞など有名な賞は大きなニュースになるため本の売れ行きに大きく影響を与えます

そのため受賞作品がない事は本屋さんにとっては大きなダメージとなるだけでなく、どんな本が受賞するか分からない状態は本の仕入れにも大きく影響を与えていました。

4.「コントロールできない」から「コントロールできる」へ

私がここで大事な学びだと思ったことは、「受賞作品がないから本が売れなかった」という結果は、台風や地震と同じ自分ではコントロールできないアクシデントだという事です。

受賞作品が決まらなかったから売れなかったという結果に執着し続けていたら、受賞者を選ばなかった審査員や出来事に対して恨みつらみが残り続けてしまうだけになり、そこからどうしたら本が売れるのか、という発想が出てこなくなります。

どうしたら本が売れるのか」を書店員さん達自らが考え、自分たちが読んで良かった、本当に面白い、売りたい本を選んで盛り上げた結果、売れる作品を自分達で作る事に成功したのだと思います。

5.書店員さん達のパラレル移動

これは書店員さん達自ら「本が売れないジリ貧の世界」から「本が売れて盛り上がる世界」へパラレル移動した結果とも考える事ができます。

自分達の理想の世界を自分達で創造し、その未来が自然にやってきたのだと思います。

さて、いかがでしたでしょうか。

日本は長らく入札制度、多重下請け構造、低賃金労働力への依存など、大企業や一部の利権を守るための規則で弱体化した業界が数多くあり、解決策を見出せないまま先細りしているのが現状だと思います。

法律や規則に守られている業界ほど変えるのは難しく、すでに大変な時代へ突入しています。

どうやったら業界が潤うのか、その大きなヒントを本屋大賞は教えてくれているのではないでしょうか。

自分たちの商品を愛情をもってPRしたり、自分達で思い切り盛り上がったりす事は個人個人の生き方のヒントにもなる、素敵な成功事例です。